Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のホビートライアスリートによる日々のトレーニングの記録とトライアスロンについてのあれこれを書くブログ

トライアスロン用のスイムゴーグルはなにがいい?スイムゴーグルのストラップが切れたので、Aquasphere と SWANS のオープンウォーター用ゴーグルを購入して比べてみた

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ずっと使っていたスイム用ゴーグルが壊れてしまったので、以前から気になっていたゴーグルを2つ購入して比べてみたので紹介しておきたい。レースでもなにがあるかわからないからスペアも必要だしね!(と、2つ買ったいいわけをしてみる)

まさかのストラップ断裂!

先日、ジムのプールで「さあ泳ごうか」と意気揚々とゴーグルを装着した瞬間、2本あるストラップの1本が切れてしまった…。

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Aquasphere の Keyenne というオープンウォーター用のモデル。偏光レンズなので晴れているときも快適だったし、フィット感もよくてとても気に入っていた。

もう4年近くプールでもレースでも使っていたのでまあしょうがない。替えのゴーグルは持って行ってなかったのだが、残ったもう1本のストラップでも行けそうだったのでとりあえずその日はそのまま泳いできた。ちょっとゆるゆるで心もとなかったけどw

しかたがないので新しいのを買おう!

もう一つ同じ Aquasphere のゴーグルは持っているのだが、予備のゴーグルは必要だし、これも4年くらい使ってきているものなので、新しいモデルもちょっと試してみよう、ということにした。

今回選んだのはこの2つ。

いままで使い慣れた Aquasphere の最近のオープンウォーター用モデル。MPという文字があるけれど、これはアメリカの「水の怪物」マイケル・フェルプスのイニシャル。カラーリングなどにいくつかバリエーションがあるが、ダークレンズのモデルを選択してみた。

もう一つは、バイクやランのときに愛用しているサングラスと同じ山本光学工業さんのSWANSのもの。こちらは調光レンズで紫外線でダークレンズになるものを選んでみた。

両モデルを使ってジムのプールで泳いでみた

それぞれジムのプールで使ってみたので、かんたんな感想を書いていく。実施のレースは環境も違うしまた違った感想になるのかもしれないが。

Auasphere Xceed マイケル・フェルプスモデル

まずは今までも使っていたAquasphereの新しい製品、Xceed マイケル・フェルプスモデル。

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パッケージにもマイケル・フェルプスの名前と写真がどどんと載っている。

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ケースもわりとスタイリッシュでいい。荷物の隙間にむりやり突っ込むにはこういう形状のほうがやりやすい(どんな無茶なパッキングしてんだって話だけどw)。

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見た目もなかなかカッコいい。

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ノーズストラップが3サイズついてきたので、一番幅広のを装着。これが一番フィット感がよかった。以前のモデルのカイエンはこの部分の交換がきかなかったので、そのままではフィットしない人は諦めるしかなかったが、Xceedはいろいろ試してフィット感を高められるのがいい。

さて、肝心の装着感だが、ストラップのゴムがけっこう硬めであまり伸縮性がない感じ。おまけにそんなに長くないので頭の大きい私の場合ちょっとギリギリまでゆるめないと装着できなかった。ただし、装着してしまえば勢いよく壁を蹴ったりした場合でもズレたりする心配はない。

レンズのカップはわりと小さめなのだが、視界は良好。レンズ周りのパッキンはそれほど大きくないのだが、私の場合はかっちりハマる感じがあってストラップをかけずに装着しても、しばらく落ちないくらいだ。

SWANS ASENDER

さてお次は山本光学工業のSWANS ASENDER。

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ケースが四角いので収納性はどうだろう。隙間に入れるにはちょっとゴツいので、最初からどこに入れるか考えておかないといけないなあ。f:id:jwatanabe:20210309161838j:plain見た目はちょっと華奢な感じ。こちらもノーズストラップが3つ付属しているので、いちばんフィットするものを選択。このレンズは調光スモークなので、紫外線でダークレンズになってくれる。スタート時に暗くて、スイム中盤から太陽が出はじめるなんてケースにとてもいい。スイムの時は時間が早く太陽も低いので、とちゅうから眩しいことも多いので。

実際にプールで泳いでみると、さすがは山本光学工業、めっちゃ視界広い。自宅で装着してみたときはレンズの湾曲部分による司会の歪みがあるなあと思ったのだが、プールではそれほど気にならなかった。あとレンズ周りのパッキンが大きくて柔らかいので、装着感もいい。こちらもストラップせずに装着してもしばらく落ちない。

どっちもいいなあ、迷う

まだちょっとしか使っていないので、これから不便な点や問題点を発見するかもしれないが、いまのところ重視する点によってどちらに軍配を上げるかが変わってくる。以下にそれぞれの特筆ポイントを挙げておくので参考になるとうれしい。

Aquasphere Xceed

  • コンパクトさ
  • かっちりとした装着感

SWANS ASENDER 

  • 視界の広さ
  • 柔らかな装着感

他の性能についてはそれほど大きな差はないと思う。装着感の好みが大きく違うくらいで、視界の広さだって実際に泳いでいたらそんなに気にならないレベルだ。とりあえず今年予定しているレースには2本とも持っていって、天候や気分によって使い分けてみることにしよう。

あと関係ないけど、バイクやランのときのサングラスはやっぱり SWANS の Airless Leaffit が最高なのでこちらの記事もぜひ。

 

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