さあそろそろ2024年のトライアスロンシーズンも開幕だ!
レースに参加する時に強い味方となるのがスマートウォッチ。スイム、バイク、ランの各パートのパフォーマンスをリアルタイムで確認できるのはやはり大事だし、それをひとつのデバイスで完結できるってのも便利だ(※一部複数デバイスを使うものもあるけど、それはまたそれで便利に使えるように設計されている)。
というわけで、2024年3月現在Garminから発売されているトライアスロン用スマートウォッチ(ひとつはちょっと違うけど)をいろいろと比較していきたい。
まずはやっぱりみんな大好きGarmin
フラッグシップモデルの Garmin Forerunner 965
Garminのトライアスロン用スマートウォッチのフラッグシップといえば965だ。
1.4inch AMOLEDディスプレイがとても明るくてめっちゃキビキビ動いてくれる私もお気に入りのモデルだ。私も愛用しているが、サイズ感も質感もとてもいい。
ミドルクラスの Garmin Forerunner 265
Garminにはミドルクラスのモデルが存在する。
ちょっと小さくてそこそこ機能も充実した265だ。
965よりも一回り小さい感じだが、スペック的には充分すぎるほどの機能が盛り込まれている。965から削られている機能はたとえば、
- Garmin Golfアプリ対応
- 観客メッセージ
- GroupTrack
- デュアルグリッド座標
- 暑熱と高度への適応
- リアルタイムスタミナ
- Garmin ライブセグメント
- Strava ライブセグメント
- ラウンドトリップコース作成
と、いくつか拾ってみた(ほかにもあるけれど、ここで書く必要性を感じないものばかり)が、どれもトライアスロンに関連していないものばかり。なので、正直トライアスロンにフォーカスしたスマートウォッチがあればいい人なら265で充分すぎるくらいのスペックだ。
そしてさらに一回り小さい265Sというモデルもあって、Garminのトライアスロン用スマートウォッチの中ではこれが一番サイズが小さい。
エントリーモデルのGarmin Forerunner 165
そしてGarminのエントリーモデルとして先日発売された165。
最新モデルだけあって昼寝検出とか新しい機能も追加されている。
265と比較して削られている機能は、
- GNSSマルチバンド
- SatIQ(衛星自動選択モード)機能
- ジャイロセンサー
- Wi-Fi
GPSやセンサー、通信面で主要なところがグレードダウンされている。そして、トライアスリートにとって重要な「自動マルチスポーツアクティビティ」が削られている。
スイム、バイク、ランのそれぞれのアクティビティには対応しているものの、それを連続で自動的に切り替える事ができないので、レースで種目が変わるたびにアクティビティを終了して別なアクティビティを起動する必要がある。全部GPSの計測からやり直しになるのでちょっとレースで使うにはまどろっこしいかも。
トライアスロンには出ないけど、ランやスイムなどを楽しみたい人がスマートウォッチを試してみたい時には最適なモデルなんじゃないかなーと思う。
機能と価格のバランスを考えるとおすすめは…
と、Garminから発売されている3つのスマートウォッチを比較してきたが、トライアスロンに特化して考えると価格と機能のバランスが一番いいのは265じゃないかな。2万円の差額払って増えるのがゴルフ機能ってのはなあ…w
というわけでスマートウォッチは一本あるととっても便利なので、レースに備えて今のうちに買っておいて操作に慣れておこう!