トライアスロンではバイクとランで必須と言っていいサングラスだが、無数のメーカーからたくさんの製品が出ているのでどれを選べばいいかホントに迷う。しかしもう迷わなくていい。なぜならこれしかないってくらいトライアスロンにぴったりのサングラスを見つけたから。
トライアスロンで使うサングラスはもうこれしかない、SWANS の Airless Leaffit
さまざまな競技向けにいろんな種類のサングラスが各メーカーから販売されているが、トライアスロンに特化した製品というのはなかなかない。サングラスを使用するのはバイクとランなので、マラソン用などのサングラスを使う人が多いのだと思う。
そんな中でも、私が特に強く推したい!のが山本光学株式会社から発売されている「SWANS Airless Leaffit」というシリーズだ。
走りはじめてすぐくらいの頃から Airless シリーズは使っていたのでけっこう長い付き合いになるけれど、なにしろ他のメーカーのサングラスと比べ物にならないくらい素晴らしいのでまったく浮気をする気になれないくらい気に入っている。私が持っているのは2016年1月に購入したもので、おそらく現行のまえの「Airless Leaf」だとおもうが、気に入っているポイントは大きくは変わらないので手元のものをもとに紹介していく。
SWANS Airless Leaffit の個人的おすすめポイントは3つある。
- とにかく軽い!
- 視野が広い!
- かけ心地が抜群にいい!
とにかく軽い
軽量さを売りにしたサングラスは探せばたくさん出てくるのだが、Airless Leaffitはホントに軽い。山本光学さんのサイトのカタログ値では16gとあるが、実際に図ってみるとわずか15gしかない。軽量を謳っている他のサングラスでも20gを超えていたりするものはざらにあったりするが、ここまで軽いのはなかなかないのではないか。
バイクのときはともかく、ランのときは上下動がけっこうあるので身につけているものが動いたりするのが気になることがけっこうある。トライアスロンのランの時に身に着けているものといっても限られているけれど、サングラスが動くのはとても気になる。その点こいつはかけていてぜんぜん気にならないし、多少の上下動ではぴくりとも動かない。ともするとサングラスをかけているのを忘れることすらあるくらいだ。
視野が広い!
Airless Leaffit のレンズは目からとても近いところで顔のカーブに沿って湾曲してフィットしているので、左右方向はほぼ視界をカバーしている。フレームもないので視界に邪魔なものがまったくうつらない。
かといってレンズが大きすぎるかというとそうではなく、頬にあたったりすることもなく(これは人によって違うかもしれないが)とても快適。
走りながらどこをみてもちゃんとカバーされているのはとても快適だ。レンズの外から急に強い光が差し込んできたりもしないし、当然UVカットだ。おまけに偏光レンズなので、余計なギラつきや反射などもカットされていて、きちんと競技に集中することができる。
かけ心地が抜群にいい!
Airless Leaffit の形は頭蓋骨に柔らかく沿うようにカーブしている。
それだけではなく、とても柔らかいのも特徴の一つだ。
テンプルもこんなにぐにゃっと曲がるし、
レンズも柔らかい。飼い猫のぐりはそこに興味がないようだが。
すこしくらい顔の幅が大きかったりしても、締め付けられたりするような感覚はない。あくまでやさしく頭の横を挟む程度。ノーズパッドはゴム製で、位置を調節したりはできないものの、どんなにはげしく動いてもズレることなくホールドしてくれる。
また、落車したり転倒したりしても、よけいなケガにつながるような突起などがないのもよいポイントだ。
というわけで、とにかく最高のサングラス、SWANS Airless Leaffit
これだけ軽量でよく見えてフィット感もいいサングラスなのに、価格も8,000円台ととてもリーズナブル。高くてカッコいいサングラスは山ほどあるけれど、コストパフォーマンスを考えるとぶっちぎりの一位ではないかと思う。また、レンズのバリエーションも多くて、クリアレンズからだいぶダークなものまであるので、天候やそれぞれの好みにあわせて使い分けることもできる。
SWANS の Airless シリーズには他にも Wave 、 Beans 、 Move といったモデルもあってどれも軽そうだし快適そうなのだけど、デザインや価格面でどうしても Leaffit 一択になってしまう。柔らかいからなのか耐久性もよくてぜんぜん壊れないので、他のサングラスを試す機会もあまりないのだけど、いま使っているものが壊れてもおそらくまたこれを買うことになると思う。ので、山本光学様におかれましてはこのモデルを廃盤にすることなく未来永劫継続していただけることを切にお願い申し上げる次第です。