Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のホビートライアスリートによる日々のトレーニングの記録とトライアスロンについてのあれこれを書くブログ

バーチャルなトライアスロン大会、Ironman VR 11 に参加してみた

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IRONMANが運営するSNSサイト?「IRONMAN VC」

リアルな大会が全世界的に開催できていない今シーズンだが、IRONMANのサイトに ”IRONMAN Virtual Club” というページが2020年4月1日から開設されている。

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www.ironmanvirtualclub.com

IRONMANが運営するSNSのような感じで、参加者はこのサイトにトレーニングの記録などを連携させたり、オンラインで開催される ”IRONMAN VR” という大会に参加したり、トレーニングプログラムの ”IRONMAN+” のいろんなコンテンツを見ることができたりする。GoogleやFacebookなど、既存のSNSアカウントを使ってサインアップすると、このような画面になる。

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Garmin Connectなどのアカウントをリンクさせておくと、記録したデータをもとにポイントが溜まったりする。現在データ連携が可能なアプリケーションは以下の通り

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  • Suunto
  • Garmin
  • Polar
  • Rouvy
  • Fitbit
  • Nike+
  • Tomtom
  • MapMyRun, Ride, Walk...(Under Armourのやつ)
  • Runkeeper
  • Health Mate
  • Decathlon Club
  • Movescount

耳馴染みのないものもあるが、私は普段使っている Garmin と Health Mate を連携させた。Garmin からはトレーニング記録が毎回連携されているが、Health Mate からはなんのデータが連携されるんだろう。いまのところ体重も体脂肪率もこのサイトには連携されていない気がする…。

記録がアップされると距離に応じてポイントが加算されていく。また、5ポイントごとに1クレジットが加算されるが、これは IRONMAN や他のスポンサー企業から購入できる様々な商品を購入する際にディスカウントを受けるために使うことができる。

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自転車やローラー台まである!

通常価格いくらのところを○○クレジットを保有していれば$10.00-オフ!みたいな感じだ。

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日本まで配送してくれるんだろうか…あまり使うことはなさそうだけど…。

SNSサイトのような感じと書いたが、イベントのページなどを通じて他のユーザの大会参加履歴や記録を見ることはできる程度で、他のユーザとつながったりする機能は今のところない。

バーチャルで開催される大会 ”IRONMAN VR”

この ”IRONMAN VC” 上で開催されるバーチャルな大会が ”IRONMAN VR” だ。

すでに10回開催されていて、現在11回目が動いているところだ。参加登録をして決められた時間内に、規定の距離のデータをアップすると、そのデータをもとにランク付けされるというシンプルなものだが、世界中からけっこうな人数が参加している。

VR と VR Championship

大会にも二種類あって、1.5km Run, 20km bike, 5km Run の「IRONMAN VR」と、3km Run, 40km Bike, 10km Run の「IRONMAN VR Championship Series」がある。Championship Series の方は、バイクの記録を Rouvy というサイトのデータで上げなければならないが、私はまだ使ったことがなかったので今回は「IRONMAN VR 11」に参加した。

app.ironmanvirtualclub.com

今週末開催されているIRONMAN VR 11 に参加

参加登録は簡単で、EVENTSのページから参加したいイベントを選択して Register をポチッとするだけだ。あとは、決められた時間(今回であれば日本時間で6月13日の午前3時から、6月15日の午前8時59分まで)のあいだに、1.5km Run, 20km bike, 5km Run の記録をそれぞれ計測してアップする(Garminから自動的にアップされるから、自分はただそれぞれの種目をこなす)だけだ。

ただ決められた種目を決められた距離走るだけ

2回のランは外を走るが、バイクは自宅でZwiftで計測した。

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自宅がわかっちゃうのでランのマップはモザイクをかけた。

きちんと計測するアプリをIRONMAN VCのサイトに連携させておけば、こうやっていつもどおりに計測して規定の距離を走るだけでなにもしなくてもいい。三種目は順番通りじゃなくてもいいし、かならずしも連続して行う必要はない。とはいっても気分的に私は順番通りに連続してやったけどw

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今これを書いている時点で12,106人の参加登録者がいて、2,855人が完走している事がわかる。現時点での自分の暫定順位やらんキングなども見ることができる。トップの人は44分29秒って、はやいな…w

完走メダルは地域限定

完走者は完走メダルを購入することができる。

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が、現時点では合衆国とヨーロッパにしか発送してくれない。ちょっと欲しいんだけどな…。

モチベーションの維持にはとてもいい

やることは普段のトレーニングと変わりはない(むしろ距離は短いくらい)のだが、

  • 参加登録をする
  • やる時間が決まっている
  • 他の参加者とタイムを競う

という要素があることで、参加登録した日から当日までちょっとワクワクするし、いつ走るかを決めたらそれに向けて体調を整えたりするなど、けっこうモチベーションは高まるものだなあと感じた。特に今のようなリアルな大会がない状況ではなおさらだ。ZwiftやRouvyなどのインドアトレーニングのプラットホームも出てきて、これからこういった大会も一つの市場として伸びていくのだと思う。

毎回参加すれば週末のトレーニングを習慣化する上でもいいきっかけになるので、ぜひ登録して参加してみてはどうか。個人的には次回はもうちょっとタイムを縮めたい!