トライアスロンに限らず、様々なスポーツで便利に使えるGPSウォッチだが、そのパイオニアとも言えるGarminから、新しいGPSウォッチ「Garmin Forerunnner 955」が発表されたのでちょっと見ていきたい。
Garmin Forerunnner 955
そろそろ出るんじゃないかなーと思ってたら出ましたねー、955。
米国では6月1日に発表されていたが、日本では6月8日に発表されて、発売は6月16日からとのこと。
カラーバリエーションはケースとベルトがブラックとホワイトの二種類。加えて、ソーラーパネル搭載の「Dual Power」と、ソーラなしのモデルがそれぞれに設定されている。私が買うならホワイトの Dual Power かな…。ホワイトのケースとバンド、なかなかかわいいよね。
いろいろ見ていたら、すでに提供を受けて動画を配信しているYouTuberも、って、あらヒロさん。
いいなー。私もはやく実機をさわってみたい!
新機能
さて、945から955になってなにが変わったか、ざっくりと見ていこう。
タッチパネル
ついに9XXシリーズにもタッチパネルが!
Venu2 や fenix7X でも便利に使っていたので、これはとてもうれしい。気になるのは操作性の部分だが、できれば Venu2 に近いUIだったらうれしいなあ。
fenix7X の UI もアップデートでだんだんよくはってきたものの、どちらかと言うとまだまだ Venu2 の方が直感的でいいと思う。
ソーラーパネル
Enduro や fenix7X でも採用されているソーラーパネルが採用されたのもいい。これでバッテリーの残量を気にすることが減るし、ほぼ毎日のように充電しないといけない Apple Watch にこの点で大きく水を開けていると思う。
マルチバンドGPS
最近のfenix7X同様、マルチバンドGPSを採用。945 と比較するとランやバイクなどの屋外でのアクティビティの際に、モードを切り替えてから GPS の電波を補足する時間がさらに短くなる。これはとてもうれしい。
他にもいろんな分析項目が
これまでの Vo2 Max などに加えて、リアルタイムスタミナなどの新たな分析指標が増えている。この辺は実際に触ってみて細かく見ていきたい。
気になるところ
さて、まだ実機はさわっていないけれど現時点で気になることもいくつかあるので書いておく。
クイックリリースキットは出るのかな?
945 まではクイックリリースキットがあったので、スイムとランのときは手首に、バイクのときはバイクのマウントに装着することができたのだが、955 の対応アクセサリには6月8日現在クイックリリースキットの記述はまだない。
これとっても便利なんだけどなあ。
以前もちょっと書いたけど、Wahoo ELEMNT RIVAL のように、GPSウォッチ単体ではなくバイクに装着したサイクルコンピュータと連動して複数のデバイスで計測していくような方向に Garmin も行くのかな。それとも 955 用のクイックリリースキットがそのうち発表されるのかな…。
いくつか対応しないアクセサリーがある?
他にも、アクセサリのページを見ると、古いフットポッドが消えていたり(まあこれは販売終了してだいぶ経つのでそうだよなあと思う)したのだが、トライアスリートとして気になるのは、トライアスロン用の心拍計として私も便利に使っている Garmin HRM-Tri が対応アクセサリから消えていることだ。
むむむ、もし実機を買ってみて手持ちの HRM-Tri がペアリングできなければ、HRM-Pro を買わないとかな?
さて、買いかどうか…
6月16日までまだ時間があるので慎重に検討してみようと思うが、トライアスロンのレース中に操作することを考えるとタッチパネル操作で直感的に操作できるのはとても魅力的だし、スペックだけで判断してもなかなかいい進化をしているような気がするのでポチってしまうのかもしれない…。
んー、悩むなあ…w