Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のホビートライアスリートによる日々のトレーニングの記録とトライアスロンについてのあれこれを書くブログ

Garmin fenix 7X 対応のバイクマウントは「おもてたんと違う!」やつだった、というおはなし。

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先日購入した Garmin スマートウォッチのフラッグシップモデルの fenix 7X だが、今シーズンのトライアスロン大会で使うにはどうしたらいいだろう、と思って買ってみたバイクマウントが「おもてたんと違う!」感じだったのでちょっと書いておく。

GPSウォッチをトライアスロンのレースで使うときに便利なクイックリリースキット!

トライアスロンでGPSウォッチを使う場合、スイムやランのときはいつもどおり手首に装着してあればいいのだが、バイクのときは手首の時計をハンドルから手を離して見るのはとても難儀だ。できるならばやりたくないので、目線を動かせば見れる位置にGPSウォッチが欲しい。

そのためにGarminからはクイックリリースキットなるものが各GPSウォッチに対応して発売されている。これまでも Foreathlete 610XTJ や 620XTJ、945XTJ でそれぞれのキットを使ってきたのだが、先日買った fenix 7x もトライアスロンに対応したGPSウォッチなので使えるなら使っていきたい!というわけで探してみた。

Foreathlete 945 のクイックリリースキット

まずは昨年まで使っていた Foreathlete 945XTJ のクイックリリースキットについて。

とは言っても、一昨年ちゃんとこれについては記事を書いていたのでそちらを参照していただきたい。

triathlogue.jp

 

この組み合わせはとても使いやすくてよかった!

キットそのもののコンパクトさは 920XTJ のほうが優れていたのだけど、時計本体裏面にある光学式センサーを活かすためにはこれだよね!って感じのキットであった。そして、時計本体を自分の手首からバイクに、そしてバイクから手首にササッと装着しなおす一連の流れががじつにスムーズに行えるようになっていた。

そしてまず、このあとを読む際にはここを踏まえてほしい。945もそうだけれど、今の Garmin の GPS ウォッチには裏面に「光学式センサー」があって、これがすごく重要なんだって話をだ。

じゃあ fenix 7X 対応のバイクマウントは?

さあ、では fenix 7x に対応した、同じようなことが可能なものはあるのだろうか?と、探してみて見つけたのがバイクマウント。

www.garmin.co.jp

これ、Garmin のサイトを見る限りは、2019年発売の fenix 6 シリーズや、Decent MK2 に対応するために発売されたもの。ちょっと古いんだよね…。でもサイズが変わってないから使える、という。

そして、画像を見てみると、バイク側に装着する Garmin マウント とそれを固定するためのゴムバンドとゴムの滑り止めと、同じ形でサイズ違いで並んでいる GPS ウォッチ本体に装着すると思しき部品。

ここでわいてきた私の疑問は2つ。

  • ベルトはどうつけるんだ?
  • この部品を装着したら光学式センサーは使えなくなっちゃうんじゃないのか?

私は責任をもってこの疑問を解消しなければならぬ!というわけで、実物を購入してみることにした。

買ってみた

さあ開封だ

さっそく届いたので開封していく。

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外箱はこんな感じ。いつもの Garmin のグレーの感じ。

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内容物はこれ。

時計本体を取り付けるバイクマウントがサイズ別に3つ。そしてバイクに取り付ける Garmin マウントとゴムバンド一式が含まれている。

装着してみるか…

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fenix 7X で使うのはこの26mmのバイクマウントになる。

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まずは fenix 7X のベルトを外して…。

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バイクマウントにカチッとハメると…。

そしてバイクの Garmin マウントにいつものようにクイッと装着する、と…。

いやいやいやいや、これはトライアスロン用じゃないぞ!

ここまできて、私はやっと気づいた。

「これはバイクマウントでクイックリリースキットではない!」

時計からベルトを取り外すのは Quick Fit なのでたしかに簡単にできる。そして時計をバイクマウントに装着するのもかちっとハメるだけだ。んで Garmin マウント装着するのもとてもかんたん。

しかし、あくまでこれは「バイクに Garmin ウォッチを装着するためのもの」だ。

トライアスロンで使うことを考えてみよう。まず、ベルトを外すためには手首から時計を外して Quick Fit のベルトを上下ともに外してバイクマウントに時計本体を装着して Garmin マウントに装着して…、あ、外したベルトはなくさないようにちゃんとしておかないと…。

そしてバイクから帰ってきたら Garmin マウントから時計を取り外し、バイクマウントから時計本体を外して、大事にしまっておいたベルトを上下とも装着してさらに手首につける。

こんなことトランジションエリアでやってられるか〜!

945などに用意されている「クイックリリースキット」は「トライアスロンの競技中に手首からバイク、バイクから手首に時計を装着しなおすためのもの」で、今回購入したバイクマウントではその役にはまったく立たない。いや、まあ最初から「バイクマウント」って書いてあるからね、そうだよね。

なので、fenix 7Xをトライアスロンで使うには現時点では「手首に装着したまま使う」しかないのだ。

Garminへのお願い

fenixシリーズはじつによくできたGPSウォッチだ。

 

高級感もあって仕事のときにつけていても違和感がないし、幅広いスポーツに対応しているので、GPSウォッチはもうこれ一本で済ませられる、と思っていた。が、これではトライアスロンのレースで使うのはちょっと厳しいかなあ。時計本体がトライアスロンにも対応しているだけに、じつにもったいない話だ。

なので、お願いであります。

Garmin さん!fenix シリーズで使えるクイックリリースキットをリリースしてください!

トライアスロンに使えるクイックリリースキットがどんなに便利なものなのか、についてはやっぱりこの記事を参照してね!

 

triathlogue.jp

というわけで、今年のシーズンもトライアスロンのレース時には Garmin Foreathlete 945 とクイックリリースキットを使うことになりそうだ。