計測値
体重 72.0kg
体脂肪率 21.9%(あれー?www)
ロードバイクの洗車には園芸用の噴霧器がベストマッチ
注文していたMinouraのスタンドが届いたので久しぶりにきちんと洗車した。
まずはスプロケットを外して
この真っ黒いのを…
きれいに。これは気持ちいい。
そしてお待ちかねのスタンドを立てて
真っ黒になっていたチェーン周りやプーリーとかもディグリーザーでしっかり汚れとオイルを落としてピカピカに。それにしてもプーリーってなんであんなにしつこい汚れがこびりつくんだろう…。不思議だ。
ディグリーザーは100均の霧吹きに詰め替えて油汚れのあるところにこれでもかと吹きかけると真っ黒な液体がどろどろと滴り落ちてくる。あらかたオイルが落ちてきたらバケツに中性洗剤を水で泡立てておいて、スポンジで全体をやさしく洗っていく。しつこい汚れがあるところはブラシでゴシゴシ。ひととおり汚れが落ちたら水洗いで泡を落としていくのだが、うちのベランダには水回りがないのでホームセンターなどでも売っている園芸用のポンプ式噴霧器で上の方から水圧で泡を落としていく。
4Lのものを使っているのだが、バイクに残った洗剤と地面の汚れを流して余りあるくらい。ホース引っ張ってきてもいいんだけど、水も節約することができるし、取り回しも楽だし、ポンピングもそんなにしんどくない。まるで自転車の洗車のために作られたんじゃないかって思うくらいぴったり。ってこれはまた別に記事にしよう。*1
自転車をきれいにした達成感がすごいので、今日はトレーニングなし。
そういえばトライアスロンの映画ってぜんぜんないじゃん!
スポーツを題材にした映画は山ほどあるけれど、ことトライアスロンを題材としたものってなかなかない。たしかに知名度はそれなりにあるけど競技人口はかなり少ないマイナーなスポーツだし、やってない人が感情移入できる要素もあまりないってのはわかるんだけど、なんだか寂しい気がする。
3種目あってそれぞれにいろんな展開が考えられるからもっとトライアスロンをテーマにした映画があってもいいじゃないか!と思うんだけどなあ。
トライアスロンにまつわる実話を題材にしたスペイン映画「100メートル」
そんな数少ないトライアスロン映画を先日 Netflix で見つけたので観てみた。
YouTubeで予告編を探したんだけど、日本語字幕のがなかったので英語字幕付きの予告編を貼っておく。
100 METERS Trailer English subtitles
多発性硬化症という病気を宣告された主人公がなぜかアイアンマンレースを目指すっていうシンプルなストーリーなんだけど、主人公と彼を取り巻く家族や、闘病仲間などの登場人物との関係やその人物がとても丁寧に描かれている。そのため、作品を見る人それぞれが、自分自身に重ね合わせて感情移入するポイントがたくさんある。
また、トライアスロンのトレーニングの舞台となるスペインの田舎道の風景が、すばらしく美しい映像で表現されていて、スポーツ映画にありがちな汗臭くてむさ苦しいところもぜんぜんない*2。特に主人公が崖の上で義父をくるくる回すシーン(なんのシーンなのよって思うかもしれないけど、観たらわかる)なんかは特にすばらしかったな。ストーリーもそれなりにいろんな展開があって、観終わるまでに何度も泣かされる。この映画で人生を取り戻すのは主人公のラモンだけではないところがとてもいい。
ほんとうにいろんなものが詰め込まれているんだけど、決して冗長になるようなことはなく、とてもうまくまとめられていてややこしいこともなくテンポもよいので、中だるみも消化不良も起こすことなく最後まで観れる、というより最後は息を呑みながら観ることになる。
実は実話
この映画、実話を題材にしたもの。ラストシーンでは実際にラモン氏本人や映画にも登場する家族たちの映像と役者の演じるシーンがザッピングされるように交互に組み合わさるように編集されている。ドキュメンタリー映画でエンドロールに本人たちの映像や写真が映し出されて、というのはよくあるが本編の中で組み合わされているのははじめて観たが、本人たちの映像があることでここまでのストーリーと彼らの映像を結びつけて観ることができるのはとても新鮮でよかった。
ちょっとしか探してないけど日本語字幕のDVDはなさそうなので、観れる人はNetflixでぜひ観てほしい。今日よりも主人公を取り巻く人間模様がメインなので、トライアスロンに興味がない人でも楽しめる作品なのでいろんな人に観てもらいたい映画だった。