Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のホビートライアスリートによる日々のトレーニングの記録とトライアスロンについてのあれこれを書くブログ

Garmin のパワーメーター、Rally RS-200 を昨年導入していたってお話

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パワー計なんて自分にはとてもとても、なんて思っていたけれど、使ってみたら思いのほかよかったのでちょっと書いておく。と思って書きかけのまま放置していたらいろいろと追加の情報もあったので慌ててちゃんと書いたよw

Garmin Rally RS200 買っちゃったよ

そもそものきっかけは Garmin Edge 830 を使いはじめたこと

ちょっと前に Garmin Edge 830 を購入したって記事を書いたのだが、

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使っているとデフォルトの画面にワット数を表示するところがあって、そこがずっとブランクなのが気になってきた。もともといつかはパワー計ほしいなあというのは漠然と思っていたので勢いに任せて買ってしまった。

Garmin Rally RS200

購入したのは Garmin の Rally RS200 というモデル。

Shimano の SPD-SL に対応した両足にセンサーが搭載されているモデルだ。

www.youtube.com

www.garmin.co.jp

 

開封

というわけで、開封してゆくよ!

外箱

こんな箱に入っている。

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いざ、開けると…!

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こんな感じでペダルがこんにちは。

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同梱物はこんな感じ。なんだこのド派手なクリートは…w

比べてみよう

これまで使っていた数世代前の Shimano Ultegra のペダルと比較してみましょ。

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まずアルテグラは129.1g(片足)

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そして Rally RS200 は 159.1g(片足)だった。

両足で実に60gの重量増。

取り付けてみよう。

取り付けはペダルレンチが必要。これまでの Ultegra の場合はクランクの裏側から六角レンチが使えたのだが、Rallyシリーズはシャフトの先端部分がLEDのインジケータになっているのでそれが使えない。

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まずは右。

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そして左。ケイデンスセンサー用の磁石があるが、Rally でケイデンスも取れるのでこれは取り外せる。

あれ?ということはスピードセンサーも Garmin Edge 830 に付属していたリアホイールのハブに装着するタイプに置き換えられるので、チェーンステーの左側に装着していたスピード&ケイデンスセンサーと、ホイールの磁石も取り外せる!

なので、60gの重量増はこれでほぼチャラかな。いや、厳密に計ってはいないんだけどねw

電源はボタン電池

ちなみに電源はボタン電池で、あまり使ったことのないLR44という型番のやつ。

 
どれくらい電池が持つものかわからないけれど、一応予備を買っておいた。

実際に走ってみての感想

で、昨年導入してちょろっとだけ走ってきているので、その感想などを書いていきたい。

キャッチはラク!

走りはじめてすぐに気がついたのが、キャッチのしやすさ。

いままで自分はペダルのキャッチがとても下手くそなんだと思っていたくらい、走り始めてからクリートをペダルにカチッとはめるまで時間がかかっていたのが、Rally RS200 にしてからはすぐにハメられるようになった。

これはきっと相性なんかもあるんだろうけど、ペダルの計上だとか、重量バランスだとか、そのへんもいろいろと関係しているのかもしれない。なにはともあれ、信号待ちから走り出してすぐにペダルがハメられるようになったのでとても走りやすくなったのはとてもうれしい変化だった。

いろんなデータが取れるのは楽しい

Rally RS200 と Garmin のサイクルコンピュータを組み合わせることで、いろんなデータを取得することができる。ちなみに画面に出てくるデータは昨年秋に札幌から鵡川にししゃもを食べに行ったときのもの。

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もちろんライド中のパワー(出力)。

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両足にセンサーがあるので、左右のパワーのバランスも見ることができる。

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なんで左に100%に振れてるところがあるんだろう、左足外して右足に100%乗っかることのほうが多いと思うんだけどなあ…。

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シッティングかダンシングかも判別できるのか。ふむふむ。

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左右それぞれ、どのへんで踏んでるかもわかる。

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ペダルの真ん中からどれくらいズレて踏んでるかもわかるので、これを元にしてクリートの位置を調整したりすればいいのかな。

などなど、いろいろ眺めているだけでも楽しいデータが得られる。いや、ホントはそこからフォームを改善したりポジションの調整をしたり、出力を上げるためのトレーニングのメニューを考えたりするんだってば!

今年また自転車に乗れるようになったら、そのへんも意識してデータを見て見るようにしようと思う。

いろんなクリートに対応できる!

このRallyシリーズのすごいところはまだある。

昨年私が購入したのは RS200 という Shimano の SPD-SL ペダルだが、ペダル部分を交換することで、Shimano SPD のクリートにもにも LOOK Keo のクリートにも対応できるのだ。

 

 

なので、マウンテンバイクやグラベルロードで SPD ペダルでもパワー系を使いたい場合や、ちょっと LOOK Keo にペダルを替えてみようか、って場合でもセンサー部分は同じものを使ってペダル部分だけを交換することで対応できるのだ。

余談

ここはらはちょっと余談。

先日 Wahoo からもペダル式のパワーメーターが発表されたが、

www.cyclowired.jp

これとの比較も楽しみだなあ。

ますます Garmin 陣営と Wahoo 陣営の戦いが激しくなってゆく…。

ひょっとして、ジムのバイクでもZWIFTできるんじゃない…?

ここまで書いて思いついたんだけど、ジムのエアロバイクやスピンバイクのペダルを自分が使うときだけ交換することが許されるなら、スマホのZWIFTアプリで使えるんじゃないだろうか。

ペダルの交換させてくれるジムとかあるのかな…、聞いてみようっと。

なにこの終わり方w