前回、札幌から旭川までの一泊旅を敢行したのだが、なかなかハードな距離でもあって楽しかったけどやっぱりしんどかったので、
もうちょっと近くて楽しそうな一泊二日で行けるところを検討したところ、むかわ町が候補に上がったのでちょっと行ってみたのでそれについて書いていこうと思う。
今回の目的地はむかわ町
むかわ町って?
むかわ町は北海道の胆振管内にある町で、ししゃもの産地として知られている。
10月からはじまるししゃもの漁期は一ヶ月ほどしかなくとても短いのだが、この期間にはむかわ町でししゃも寿司が食べられるのである。
コロナ禍で昨年は食べられないお店もあったようで、今シーズンもどうなるか、というところ。収束したらみんな食べに行くといいんだな。
札幌からの距離は?
思い立ってGarmin Connectでコースを引いてみたところ、だいたい85kmほどの道のりだった。帰りはちょっとまわり道をして90km。連続して乗るのなら、100kmに満たないくらいがちょうどいいんじゃないかな、というわけで行ってみようと思った次第。行きは白石サイクリングロードから北広島経由で36号線、そして安平町を抜けてむかわに至るルート。
さて出発
この日は朝9時過ぎに自宅を出発。わりとスムーズに進んで行くのだが、36号線から新千歳空港に向かう側道のあたりはちょっと交通量も多く、車のスピードも速くてめっちゃ怖いので、次回以降は避けて通るようにしたいなあ。
この日も暑かったのでコンビニで適宜休憩しながら進む。
食欲が無いときに体の熱を鎮めるのにはガリガリ君が最高だよね!
途中には社台ファームなどの牧場があるので馬とかもいて、
なかなか楽しいコースだった。
わりとあっという間にむかわ町に入り、
地元のボス猫にきちんと丁寧にご挨拶をしたら、
無事、宿に到着。
今回お世話になったのは、むかわの道の駅と温浴施設と併設されている「四季の館」というところ。
今回も自転車は部屋に持ち込みなので、汚さないように
逆さ置き。
お部屋は正方形の琉球敷き、なのかなこれ。
残念ながら禁煙部屋の設定がなく、消臭対応とのことでかすかにタバコのニオイがするのが残念なところ。禁煙ルーム作って欲しいなあ…。
ホテル内にはこんな顔ハメも。
なに、ししゃもねこって…w
温泉は一階の道の駅併設で日帰り入浴が可能な温浴施設と、ホテル宿泊者のみ使える6階の展望風呂がある。温浴施設にはサウナも露天風呂もあり、けっこう広々としていてゆったり過ごせる感じ。15時過ぎに入ったのだけど利用者もそんなにおらず、めっちゃ快適だった。
6階の展望風呂にも入ったのだが、こちらは小さいけれど海を一望できる作りになっていて、最高に気分の良いお風呂だった。もちろんこっちも温泉だしね!おまけに宿泊客が少ないので夕方も朝風呂も貸し切り!
さて今回は二食付きのプラン。
これにあとから豚しゃぶも追加されてなかなかボリュームのある夕食。おまけにごはんが、
おひつで出てきたよ。えっと、少食なおじさんが一人で食べるんですけど…w
もちろん漁期ではないけれどししゃもは炭火で炙って美味しく頂いた。
というわけでこの日はこれでビール飲んで就寝。
こんな感じの行程だった。
さて帰ろうか
朝から展望風呂に入ってスッキリしたところに朝食。
朝もやっぱりししゃもさんたちとご面会。うまいよねえ、ししゃも…。漁期にまた来たいなあ。
帰りのルートは厚真町を抜けて安平町、追分町を縦断したあとにそのまま北上、東丘交差点を西に向かってパレットの丘を経て337号線を北に向かって274号線に入り、北広島からサイクリングロードを通って帰るというルート。
厚真町に入る手前に良さげなカフェがあったので、立ち寄ろうと思っていたのだが、
自転車を降りてお店の入口まで行ってみると、
あらー!残念だけどまたの機会に寄ることにしようっと。
r.gnavi.co.jpそのまま北上して厚真町で厚真ジンギスカンを食べよう!と思ったのだが、営業しているジンギスカン店はない…。他の飲食店は…、としばらくブラブラしてみたのだがどこも営業しておらず…。しかたがないので町外れのセイコーマートで、ホットシェフのハーフカツ丼を。
ああ、セイコーマートのカツ丼ってなんてこんなに美味いんだろう…。
計画倒れが続いてしなしなになっていたメンタルがこれでだいぶ元気になったので、ここからはガシガシと漕いでいく。
パレットの丘の景色はとても素晴らしかった。
写真は取り忘れたけれど…w
なかなかな坂もあるのでここでハーフカツ丼のエネルギーはこれで切れたかな、というところで、森の中にあるカフェに到着。
r.gnavi.co.jpきのことチーズのピザを頂いたのだがこれがまた絶品!
他のメニューもとても美味そうだったのでここも再訪したいなあ。
そしてトラブル
274号線に入ったところにあるセイコーマートでちょっと休憩して、さあ札幌に帰るべか、と出発しようとしたら後輪の感触が「ぶよん」と。
あれ、とチェックしてみたら、空気が抜けてるよ!えええ!パンク?と思ってセイコーマートの駐車場にもどってチェックしてみるとパンクらしき穴は見つからず。とりあえずポンプで空気を入れていくとちゃんと入る。むむむ、ここまでスローパンクに気づかずに来たのかもしれない、ということでちょこちょこ後輪の空気圧を気にしながら進む。
やっぱり少しづつ空気圧は下がっていくので、ところどころでポータブルの空気入れで足しながら走る。TOPEAKのポータブルポンプはやっぱり使えるなあ。
軽くてコンパクトなのだが、口金がフレキシブルなホースの先につながっているので、ポンピングの際にバルブを破損する心配もないし、自由な角度でポンピングできるので固定されているタイプのものに比べてずいぶん楽に使えるのがいい。
そうやってなんとかごまかしつつ走っていたが、北広島エルフィンロードの自転車の駅でフロアポンプを借りてがっつり入れて、
なんとか最後までたどり着けた。
家についてからもあっという間に空気が抜けちゃうので、試しにシーラントを足してみたら抜けなくなった。ビードのどこかで漏れはじめたのだけどシーラントが足りなくて少しづづ漏れてた、って感じかな。気をつけよう。
そして帰りの行程はこんな感じ。
やっぱり100km未満のライドが一番楽しめるなあ、札幌からこれくらいの距離で行けるところもっと探してみよう。一泊二日の自転車旅はこれで2回目だけど、なかなか楽しいのでまた企画してみようっと。