先日札幌から旭川まで一泊二日の自転車旅に行ったのだが、
そのときに初めてGarmin Edge 830を使ってみたらとてもよかったので、レビューと言うか、これまで使っていたGarmin Foreathlete 945と比較しておきたい。
Garmin Edge 830を買ってみた
もう少し大きい画面がいいなあ…
これまで自転車に乗る時は、Garmin Foreathlete 945 をサイコンとして使っていたのだが、
Garmin Foreathlete 945 はトライアスロン用のGPSウォッチで、クイックリリースキットを使ってバイクにマウントして使っていてもそれほど不満ではなかったのだが、やっぱり画面が小さいので疲れてきたり暗くなってきたりすると見づらいなあと思うことがときおりあるのがアラフィフライダーの悩みであった。
よろしい、ならばEdge830だ!
というわけで、Gamrinのサイクルコンピュータを買ってみよう、と思っていろいろ検討してみた。
1030plus はちょっと試してみるにはお高いし、機能的にも830と比較して「もうちょっとお金出してでもどうしても欲しい!」ってものがないので見送り。
530と比較するとサイズも重量もかわらないのでタッチパネル操作ができる方がよかろう、ということで830をチョイスした。
開封してみよう
届いたよ
ポチってすぐに届いたので早速開封してみる。
箱は最近のGarminの濃いグレーのカッコいいやつ。
最近のはかぶせ式の化粧箱が多いんだけど、これはベロをめくっていくタイプ(正式にはどう呼ぶんだろうこの形式は)。
開けてみると…。
じゃーん、といきなり本体が登場。
Venu2とかだと画面表示されているかのようなフィルムが付いているけれど、830は透明なフィルムなのでそういう驚きはなし。まあ発売されたのもちょっと前(2019年)だしね。
ねこも興味津々だ。
同梱品
本体を取り出して、トレーの下から同梱品をすべて出してみるとこんなかんじ。
- 本体
- 充電用USBケーブル
- 心拍計
- 心拍計ベルト
- ケイデンスセンサー
- スピードセンサー
- ハンドルステムマウント
- アウトフロントマウント
- マウント固定用のコム類
- 工具
- ステッカー
- 取扱説明書類
いろいろ入っている。
充電ケーブルは最近のGarmin独特のものではなくふつうのマイクロUSBのもの。今後はサイクルコンピュータ類も独自仕様のものに変わっていくのかな。
心拍計はすでに二本持っているし、センサーもすでにあるので心拍計やセンサーなどは必要なかったのだが、本体のみでは売っていなかったので仕方がない。メルカリを覗いてみたら案の定付属の心拍計やセンサーだけを出品している人がけっこういた。Garminさーん、バラで売っておくれよ…。
945と比較してみよう
まずは画面サイズから。
これはもう歴然と違う。見やすい!
そして画面が広いぶん表示できる情報量が多くなるのもうれしい。地図なんかも画面が広いほうが見やすいしね。視認性が向上することで、画面を見る時間も減らせるので事故のリスクも小さくなるね。
そして重量だよ、大事なのは
自転車乗りにとって大事なのは装備の重量だ。そのわりには自分の体重にはむとんちゃくだったりするけれど、それは今回の話とは関係ないので置いておく。
さて、まずはこれまで使っていた945の重量から。
クイックリリースキットを装着した状態で51.4g。
対して830はというと…。
きっかり80gだった。
28.6gの重量増なんてまあないようなもんだ。これで画面が大きくなって見やすくなるなら大いにウェルカム。
実際使ってみよう
さっそく取り付けてみた
というわけで、さっそく自転車に装着してみる。Garmin Connectへの登録とかiPhoneとのペアリングとか、もはやカンタンすぎて拍子抜けなので割愛。
さてどこにつけようか。DHバーがあるのでハンドルには装着できないし、ステムにはiPhoneマウントが付いているので、
必然的にこれまで945をマウントしていたDHバーの先端部分に装着することになる。
あまり目線を落とすことなく画面が確認できるのでやっぱりこの位置がいいよね。
ちなみに、このDHバーのバーはイギリスのPrimeというメーカのもの。
カーボンなんだけど安いし、握りやすいのでおすすめ。
実際走ってみてどうだったか
先日札幌から旭川まで行ったときに初めて使ったのだけど、専用機ならではの便利な点がいくつかあった。
登りのときにいろいろ教えてくれるのがイイ!
自転車で坂を登っているとき、頭の中は「この坂はいつ終わるんだろう…」でいっぱいなんだけど、Edge 830 はあと何メートル走って何メートル登ったら終わり、そこまでの平均勾配は何%だよ、って優しく教えてくれる。そして登りきるまで見守ってくれる(いや、そんな気分にさせられるってだけだけど)。この情報があるだけでけっこう頑張れるもんだなあ。
ただ、トンネルとかが絡むとちょっと勾配の情報がおかしいことがあるみたいで、先日旭川からの帰りに湯谷峠をこえたのだけど、トンネルの手前でふと見てみると…。
「残り平均勾配20%」って、おいおいおい、死んじゃうってばw
ナビがわかりやすくていい
ナビも画面が大きいので地図もみやすいし、情報量もおおいのでわかりやすい。
設定したコースにいろんなポイントを登録しておいたのだけど、そこまでの距離とかを確認するのも画面をスワイプして切り替えるだけで簡単にみることができる。ひとりで長い距離を走る時も安心して踏み続けることができたのはよかった。疲れてくるとホントに目がしょぼしょぼになるからね。おじさんだから。
やっぱり専用機はいいなあ
言うまでもないことだが、マルチスポーツ対応GPSウォッチとサイクルコンピュータ専用機では、やっぱり専用機に叶うはずもない。もっと早く買っておけばよかったと思ったくらいだ。
というわけで、今後は、
- Garmin Venu2
- 日常使い
- ラン
- スイム
- Garmin Edge 830
- バイク
- Garmin Foreathlete 945
- トライアスロン
- アクアスロン
という使い分けになるかな。というわけで、つまりは945とか935とかを持っていても、やっぱりEdgeシリーズがあると便利だよってお話。