今月16日に開催を予定している世界トライアスロンシリーズ横浜大会だが、出場を断念した。
東京都の緊急事態宣言は31日まで延長だし、それに伴って開催地である神奈川県のまん延防止等重点措置も延長される。
大会事務局からは現時点ではまだなんのアナウンスもないが、おそらく大会そのものの開催が難しいだろうと予測した。仮に開催されたとしても、この状況で札幌から横浜に行くのはちょっと賢明な行動と思えないので。
個人的には声高に「大会を中止すべき!」と言うつもりはない。開催の可否についてはあくまで大会事務局の判断を尊重したい。そして開催された場合に参加したトライアスリートたちに批判の矢を向けるのはあってはならない。
大会が開催され、参加するのであればそれまでのトレーニングの成果を発揮すべく全力でレースに取り組むのは当然のことだと思う。私が参加を断念したのは、あくまで同じく感染拡大が止まらない札幌からの移動や滞在が懸命ではないのではないかと考えたからだ。
水泳の池江璃花子選手にも「オリンピック中止の声をあげて!」などと言う筋違いな声もあったようだが、
オリンピックに限らず様々なスポーツイベントや興行も(もちろん飲食店も)、感染対策をしながらすこしでもできることをやろうと皆必死に取り組んでいる。それはあくまでも尊重するべきだし、無闇矢鱈に批判的な声を上げるための道具にするべきではないと考えている。
旅費のキャンセル料はちょっと痛いけど、まあ仕方ない。来年にはワクチンの摂取も進んでもっと安全な形で開催できると思うので、それを楽しみにまたトレーニングに励もうと思う。
そして、そのときにはあらためてレース終了後には中華街で点心とビールだ!