しばらく前に Wiggle で発注してすでに届いていたDHバー。到着したその日に梱包を解いて自転車へも組み付けてあったのだが、実際に走る時間が取れずにいた。いや、早朝に乗ろうと思えば乗れたのだけれど、二日酔いを言い訳にここまで引っ張ってきただけだけど…。
で、週末になって土曜日の夕方から日曜にかけては雨予報だったので、土曜日の午前中にちょっとだけ近所を走って新しいDHバーの感触を試してきた。かなりリーズナブルなカーボン製DHバーを探している人の参考になればうれしい。
新しいDHバー「Prime Noosa」を装着してちょっとだけ走ってみた
なに買ったの?
今回購入したのは、Prime というメーカーの Noosa という製品だ。
どういう経緯でこれを買うに至ったかについては、
に書いてあるので、もし興味があれば読んでみてほしい。
Garmin とライトも組み付けた
前述の通り組付けはすでに済ませてあったのだが、Garminのクイックリリースマウントやライトなどの取り付けまでは書いていなかった。
こんな感じになっていて、すでにハンドルバー上部にはライトやGarminをつけるスペースはなかったので、Garminはハンドルバーの先端、ライトは上下逆にしてハンドルにぶら下げるようにして組み付けた。
Garminマウントはこんな位置。これであまり目線を動かさなくても画面を確認できるようになった。DHバーを握った状態でも見やすい。
ちょっと分かりづらいけど、左の肘パッドの下辺りにライトが付いているのが確認できると思う。操作はライトの後ろからする機種なので、上ハンを握っている状態で親指ですぐ操作できるような位置にある。
以前のDHバーをバーを使っていたときもこのような形で組み付けていたのであまり違和感はない。もちろんこれは普段乗るときのセッティングで、トライアスロンのレースのときにはライトはマウントごと外してしまう。
さあ、走ってみよう
というわけでちょっとだけ走ってみた感想を。
軽い
カーボン製だけあって、以前使っていたDHバー「Deda パラボリカ」よりもカタログ値で200g以上軽くなっているので、なんとなくだけどハンドル周りは軽くなって取り回し訳すなった気がする。これは気分的なものも大いにあるだろうけど、気分は大事。そして自転車において軽さは常に正義。
短い
今回購入したのは以前よりも短く、ブラケットよりも前に出ないタイプのものなので見た目のインパクトはあまりない。
握ってみるとどうかというと、短いので肘パッドに乗るのは肘というよりも前腕の真ん中あたりになる。そのぶん体もあまり前に出ないので、以前のように肘パッドにかかる荷重はない。
つまり、一見すると前傾姿勢のようだけれど体重はそんなに前に乗らないので、ペダルにより体重ををかけやすいかもしれない。
低い
アルミ製のパラボリカよりも、カーボン一体成型のNoosaのほうがハンドルバーから肘パッドまでの高さがないので、握った姿勢は今までよりもほんの少しだけだが低くなる。少しでも空気抵抗を減らしている気分になれるので、早くなるかもしれない。繰り返すけど気分は大事。
狭い
左右の肘パッドの幅はあまり変わらないけれど、乗せるのが肘から上腕中央部になっているぶん、これまでよりも両腕をかなり寄せて前傾姿勢を作る必要がある。肩周りの可動域が狭い人は辛いかもしれないが、私はすぐに慣れた。
これも正面からの面積を大いに減らしている気分になれるので、早くなるかもしれない。また繰り返すど、ホントに気分は大事。
以前使っていた Deda のパラボリカというDHバーとはだいぶ違う。
これはこれでそれなりに愛着もあったんだけどね。
はやくレースで使いたい!
20kmにも満たない試し乗りだったし、週末のサイクリングロードや公園には人や他の自転車もたくさんいたのであまりバーを握れるチャンスはそう多くはなかったから実際のところどうかというのはまだまだこれからもっと乗ってみないとわからない。
とにかく今日乗りながら思っていたのは、はやく実際のトライアスロンのレースで使いたい、ということばっかりだった。私がエントリーしているのは10月18日に延期して開催予定のアイアンマン70.3セントレア知多半島しか今のところないのだけれど、これが無事に開催されたらまたこのDHバーの感想についてもちょっと触れたいと思う。