Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のへっぽこトライアスリートによる日々のトレーニングの記録とあれこれ

【追記あり】スポーツイベントのバーチャル開催がどんどん増えて楽しい

今年は新型コロナウイルスの影響でいろんなスポーツイベントが中止になったりしているけれど、今っぽいなあと思うのはちらほらイベントごとオンラインに移行して開催するってのがあることだ。

たまたま目に止まった私の観測範囲内でこんなのがあるなあというのをちょっとまとめてみようと思う。

大イベントのオンライン化

IRONMAN VR

以前記事にしたけれど、トライアスロンの世界ではIRONMANがオンラインイベントを毎週末のように開催している。

triathlogue.jp

それぞれが自分の環境で走ったデータをオンラインに集めて競う、というのはなかなか楽しい体験だし、それがIRONMANブランドで行われるというのはなかなか胸が熱くなる。ROUVYがメインスポンサーになってユーザー層を拡大しようというキャンペーンにもなっているんだろうけど。

Virtual Tour de France

そして、もう一つ巨大なスポーツイベントがオンライン開催されている。そう、あのツール・ド・フランスだ!

www.letour.fr

実際のツール・ド・フランスは中止延期(20/8/2追記、勘違いでした、てへ)なのだが、それに出場するはずだった選手たちが、ZWIFTを使ってそれぞれの環境から同時に走るというかたちでレースを開催している。ツールの公式サイトからその動画も観ることができる。解説はフランス語訛りの英語で普段のツールの中継を見ている雰囲気もそれなりにあったり。

レースの映像と一緒に、ローラー台でバイクを漕いでいる選手の映像も出てきたりして、「おお、ホントにリアルに選手たちがやってるんだ!」というのが見えて、とても楽しい。

IT mediaさんでもマリカーみたいだ、と記事になっている

www.itmedia.co.jp

ZWIFTではマリオカートのようにアイテムを使っていろんな事ができるのだけど、バーチャルなツール・ド・フランスでも選手たちがみんなアイテムを戦略的に使っていたりして、普段のツールではできない楽しみ方もできたりする。これはこれでリアルなツールが復活したあともファンが付いてくるんじゃないかと思ったり。そうするとZWIFTのほうがめっぽう強い選手とかも出てくるんだろうなあ。

地方のマラソン大会もオンラインに移行

網走マラソン

近所の居酒屋の店主が走る人で毎年網走マラソンに出てるんだけど、先日そのお店で飲みながら店主と話していたら、

「網走マラソンは中止なんだけど、オンライン開催ってのをやるんだよねー」

って話を聞いた。えー、なにそれ、ってぐぐってみたら、本当にオンラインでマラソン大会をやるって書いてある。

www.abashiri-marathon.jp

参加申込をした上で、TATTAというrunnetのランニング記録アプリを使って、指定された期間内に42.195kmを走れば完走ということらしい。どこを走ってもいいし、期間内であればいつ走っても、いっぺんに42.195kmを走らなくてもいいらしい。参加費用は3,000円。ちなみにTATTAというアプリはこれ。

runnet.jp

参加者には参加賞もあるし、完走者には完走メダルもあるみたい。そして、網走応援エントリーというものもあって、15,000円でエントリーすると海コースは「オホーツク海で獲れた毛ガニ(むき身甲羅盛100グラム×2を予定)」が、そして山コースは「オホーツクの大地で育った網走和牛(すき焼き用650グラム)」が送られてくるらしい。

おお、これはなかなか面白い。現地を走るんじゃなくて、地方のマラソン大会に日本全国あちこちからバーチャルに参加して参加賞をもらえる。遠征する必要がないので費用面でも参加するハードルがだいぶ低い。おまけにちょっとお金を足せば(人数限定ではあるけれど)カニやお肉ももらえるなんて素晴らしい。

主催者側としても、リアルなイベントではないので交通規制や保険などの費用も必要ないので開催のハードルはだいぶ下がるし、地域のPRに繋がるイベントとして組み立てると「ふるさと納税」のような地方を応援するアクションを促すことにもなる。

札幌マラソン

へえー、と思っていたら今度は私の地元である札幌市で開催される札幌マラソンも同じくTATTAを使ったオンラインイベントを開催することになったらしい。

www3.nhk.or.jp

satumara.sapporo-sport.jp

サイトを見てみると、7月、8月、9月に「SAPPORO応援RUN」という無料のオンラインイベントを開催し、10月に「札幌マラソン2020 by TATTA」のメインイベントを開催、という流れらしい。

「SAPPORO応援RUN」の方は無料だけれどタイアップ企業から参加者にいろいろ参加賞がもらえる。すでに定員に達して参加申込はできないけれど、Season 1 は北海道コンサドーレ札幌の応援グッズと、石屋製菓の白い恋人パークキャンディミックスらしい。Season 2、3 の参加賞はまだ公表されていないけれど、札幌ゆかりの企業からいろいろ提供されるんだろうなあ。指定された期間内に21.0975kmを走れば完走となるようだ。

そして、10月開催予定のメインイベント、「札幌マラソン2020 by TATTA」は期間内にハーフは一度に21.0975kmを、10kmは期間内に合計10km走れば完走となるようだ。参加費用はハーフで2,500円で定員は4,000人とのこと。

satumara.sapporo-sport.jp

いろんな大会が追従したら楽しいな

TATTAのサイトを見ていると、いまのところ地方のリアルなマラソン大会がTATTAを使ったオンラインイベントに移行しているのは網走と札幌だけのようだけど、本州のマラソンシーズンまでにはもっと増えてくるかもしれない。TATTA以外にも同じようなオンラインイベントを実現するところが出てくるかもしれないので、地元にいながらさまざまな地方の大会にオンライン参加する、という楽しみ方が増えるのはすごくいいことだと思う。

 

また、開催する側にしてみてもさっきも書いたとおり、ふるさと納税のように地元の産品をアピールするためのいい機会にもなったりする。物産展などの人が集まるイベントが開催できないなか、こういう選択肢が出てくるのはとてもいいことだと思う。

いつになるかわからないけれど、新型コロナウイルスの対策ができてリアルなイベントが戻ってきたあともスポーツイベントの一つの形態として定着したら面白いので、今のうちにいろんな大会がいろんなことを試行錯誤してみて欲しいところだ。

【2020/7/15 20:31 追記】東北・みやぎオンライン復興マラソンもあった!

また例の居酒屋に行って店主と話していたら、「網走は埋まっちゃったから宮城にエントリーしたよー」って言ってたのでぐぐったら東北・みやぎ復興マラソンもリアルな大会が中止になってオンライン大会が開催される事になっていた。

fukko-marathon.jp

他にもすでにあるかもしれないので、出たかった大会をぐぐってみるともしかしたら面白いオンライン大会になってるかもしれないよ!

【2020/7/20 9:09追記】名古屋ウィメンズオンラインマラソンが先駆けかな?

知り合いが「名古屋ウィメンズオンラインマラソン」の参加賞が届いた!って喜んでたので「おやおや?」と調べてみたら、なんとこの大会は3月の段階ですでにオンラインマラソンをスタートさせていた!

womens-marathon.nagoya

こちらは「Joyrun」、「TATTA」2つのアプリのいずれかか、「GO SPORTS WEB」を通じての自己申告で記録を提出するというもの。期間も長くて3月8日〜5月31日までに記録を提出するというもの。

降りしきる雨の中トップでゴールして東京五輪の切符を手にした一山麻緒選手の笑顔が印象的だったこの大会、参加できなかった一般参加者にいち早くオンライン化を実現していたことが素晴らしい!