いろんなところで開催に向けて具体的に動き出している。
今年はトライアスロンに限らずいろんなイベントが軒並み中止を余儀なくされている中、すこしづつこの状況下でも開催に向けた具体的な話が出はじめている。個人的にエントリー済みの大会ではアイアンマン70.3セントレア知多半島が6月開催から10月18日開催とアナウンスされている。
ただ、まだ具体的な対応などについてはまだ公表されていない。参加人数はどうなるんだろうとか、トランジションエリアでの密集問題をどうするんだとか、いろいろ気になるところ。
他には、最近大阪城トライアスロンが開催日を発表していたり、
日本トライアスロン選手権が開催に向けてのアナウンスをしたり、
いくつか前向きな発表が出てきているので注目している。
皆生トライアスロンが40回大会を来年に延期した代わりに、39.5回大会を開催します!ってのはすごく面白い対応だなあと思っている。
潮来トライアスロンが開催に向けた変更点を発表
そんな中、同じく開催延期を発表していた潮来トライアスロンが10月4日の開催に向けて具体的な対策を発表していたので中身を見ていきたい。
その1『定員を300人に縮小』
当初500人を予定していた参加募集枠を6割の300人とさせていただきます。先着順とさせていただきますのでお早めにお申し込みをお願いいたします。
6月16日時点ですでに162名の参加予定をいただいております。
参加人数を6割減の300人に縮小することでトランジションエリアをはじめ参加者がかならず滞留するエリアでの密集が避けられる。それ以外でも導線とか時間差での進行とかいろいろ対策は取るんだろうなあ。
その2『リレー部門を断念』
毎年のリピーターも多いリレー部門ですが、大会の簡素化のため断念せざるを得ない状況となりましたので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
リレーで参加を予定していた人たちにとっては残念だろうが、リレー部門は開催を断念。確かに人数を減らすのに一番やりやすいところだろうとは思う。チーム組んで出場するのはとても楽しいだろうなあと思うので、来年以降は復活できるといいなあ。
そして参加者にとってちょっと残念なのが、
その3『距離を4分の3に短縮』
競技中の選手間による飛沫感染防止、スタッフ・ボランティアの安全と負担の軽減、ならびに大会の簡素化を図るため、3種目とも距離を4分の3に短縮させていただきます。
スイム1500m→1125m
バイク40㎞→30㎞
ラン10㎞→7.5㎞
https://www.mspo.jp/itako/news.php?no=4
各種目の距離の短縮だ。それも一律で各競技をばっさり3/4にという措置。
これはどうなんだろう、種目によって感染リスクって大きく違うように思うのだけど、そういった点も反映しての措置なんだろうか。他の大会でここまで具体的な対応が発表されたのはこの大会がはじめてじゃないかと思うので、なぜこの内容になったのかについても知りたいなあと思う。
以前ITUのガイドラインについて書いたが、
今後開催される大会はこれに可能な限り準拠して開催されるのだろうと思う。それを受けての今回の潮来トライアスロンの措置なんだろうけれど、これでトランジションエリアがどうなるのかとか、コースがどう変更されたのかとか、さらに具体的なところも公表されるのを待ちたいところ。
他の大会もおなじような対応になるのかな?
JTU関係者や大会運営者のあいだではいろいろ情報交換があるのだろうなあとは想像するのだけど、一般の参加者としては今後自分たちの参加する予定の大会がどう変わるのかとても興味のあるところだと思う。
これがひとつの前例となって、今後の日本国内での大会運営にどう影響するのかなあというのも気になるところで、距離の一律短縮とかが他の大会でも安易に(決して今回の潮来トライアスロンでの措置が安易だと言っているわけではないので念のため)行われたりしたら嫌だなあ、と思っている。
10月以降はいろんな対策を講じた上で開催される大会も増えてくると思うので、どんな大会がどんな対応をするかについては注目していきたいところだ。またトライアスロンのレースに参加できることをみんな楽しみにしているので、大会運営関係者の皆さんにはぜひ前向きに頑張っていただきたい!待ってるよ!
【追記】と思ったら、Montreal WTS が開催される!
これを書いてからメールを見てたら、世界トライアスロンシリーズモントリオール大会が10月に開催されることがアナウンスされていた!
パラも開催とのこと。
ということは10月の下旬に予定されていた宮崎のワールドカップも可能性が出てくるのかな…?