Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のホビートライアスリートによる日々のトレーニングの記録とトライアスロンについてのあれこれを書くブログ

軽くて最高のエアロヘルメット、KASK Protone(プロトーネ)

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ヘルメットを新調した

今のヘルメット、いつ買ったっけ?

バイクの時に身の安全を守るために欠かせないのがヘルメットだ。バイク用品の中でもそんなに安い買い物ではないが、緩衝材として使われる発泡スチロールの劣化などもあるため、だいたい3年位で買い換えることを勧められることが多い。と、思い返してふとおもったのが、そういえば今のヘルメット、いつ買ったっけ?ということだ。ちなみにこれまで使っていたのは CASCO の Speed Aero RS だった。

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これを買うまでは普通のロード用ヘルメットを使っていたのだが、どうしても無性にエアロヘルメットが欲しくなって購入してしまった。バイザー付きで見た目もかっこよくて気に入っていたのだが、もう3年経過しているではないか…、というわけで、以前から気になっていた KASK の Protone(プロトーネ)を購入してきた。

www.kask.com

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そんなに新しい製品でもないのだが、いまだに現役でエアロヘルメットの代表格のひとつとして頻繁に名前があげられたりもするし、なによりも見た目がとてもカッコいい!ので次に買うヘルメットはこれにしようと決めていたのだ。

頭の外周がデカいのでLサイズ。本当は黒と赤のモデルが欲しかったのだが、店頭在庫がなくて、取り寄せだと割引きかないよ、ってことだったので黒を購入。それにしてもひとつのモデルで19色も展開しているなんてすごいよね。とてもポップな色もあるので、女性にもおすすめだと思う。

この赤黒モデルが店頭にあったらよかったのになあ(と、お店では思いながら購入した)。

どんなヘルメットか見てみよう

せっかく買ってきたのでじっくりと見ていきたい。いや、はやく自転車乗って使えって話だけど。

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ぜんぶ黒くて夜間の視認性はどうなのかな?って思うけど、後頭部には帯状の反射板もちゃんとついていて安心だ。

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チンストラップはエコレザーと呼ばれる素材でできている。一般的なナイロンベルトと違って高級感があるのがとてもいい。エコレザーってなんだろう、って思ってググったらこんなサイトが出てきたので参考まで。

kanatta-library.jp


Made in Italy ってのも自転車乗りとしてのマインドをくすぐるね(イタ車持ってないけど…w)。

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真後ろにはKASKのロゴが大きめに配置されている。そしてサイズ表記も見えちゃうので「俺、頭デカイよ!」ってのを後続の人に知らせながら走ることになる。

f:id:jwatanabe:20200626072719j:plain正面からはKASKのロゴが両サイドに、そして Protone の文字がナナメにシュッと入る。通気孔もとても大きくて蒸れることは決してなさそう。

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横から見るとほんとコンパクトに感じる。自転車のヘルメットってキノコみたいに大きく見えるものが多いので、形がかっこよくてもかぶるとなんかヘンなのも少なくないのだけど、こいつはそんなことなさそうだ。

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ヘルメット内部はこんな感じ。サイズ調整をする後ろのバックル部分も上下に動かすことができて、いろんな人の頭にフィットするんじゃないかと思うので、店頭で見かけたらぜひ試着してみて欲しい。

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こんな収納バッグもついてくる。安いものではないので大事にしたいもんね。KASKのロゴもカッコいい。

重さはどう?

バイク用品でやっぱり気になるのは「重さ」だ。軽さは正義!ってかならずしもそうではないとは思うけど、それでもできるだけ軽いに越したことはない。なので、実際に量ってみた。

CASCO Speed Aero RS の重さ

まずはこれまで使っていた CASCO Speed Aero RS の重さを量ってみた。

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って、数字が読めないじゃないか…。blog でモノの重さを扱う時のために買ったのに…。

実測値は、

  • 387.5g

だった。

KASK Protone の重さ

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こっちも読めないな…。

カタログ値だと215gとあったけど、たぶんこれはMサイズの重さだと思う。

Lサイズの実測値は、

  • 266.1g

だった。100g以上軽くなった!これは実走での感覚がだいぶ違いそうだ。

なんだ、黒でよかったんだ!

赤黒が欲しかったなあ、ってのは家に持ち帰ってからもちょっと思ってたんだけど、こうやって blog 用の写真を撮影しながらふと横を見ると、先日買ったバイクシューズが目に止まった。 

triathlogue.jp

そうだ、この限定色も黒だった!と思って並べて写真を撮ってみると、

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すごい、誂えたようにお似合いじゃないか!

色といいツヤ加減といい、頭と足元がピシッと決まるというのはいいかもしれない。

実際に走ってみたら思ったよりもよかった!

見た目の話は本質的にぜんぜんどうでもいいので、実際に使ってみた。今年は春から自転車で走り回るのもちょっとはばかられたので、今シーズンはじめての実走だったこともあってとても楽しかった。それもあって当初の目的地よりもちょっと足を伸ばしてしまった。

 

r.gnavi.co.jp

やっぱり軽さは正義

70km弱のライドだったのだが、やっぱり100g以上軽くなるととても快適だ。違いを実感するためにProtoneで走る前にCASCOで近所を一周してからProtoneに変えて出発したのだけど、首から上がとても楽になった。

首がとても楽

あと、しばらく走ってから気づいたのだが、重さ以上に重要だったのが「重心の位置」なんじゃないかってことだ。ヘルメットをかぶった状態での首から上の重心の位置が、CASCOをかぶった時より明らかに低いのだ。なので、自分で首を動かしたりするのも楽だし、自転車に乗っていると加速や減速、路面の状況に応じて頭を保持するために細かく首を支える筋肉が常に使われるのだが、それも今までよりかなり負担が減っているんじゃないかと思う。

熱がこもらない

CASCOはバイザーがついていてとってもカッコよかったのだが、頭部はともかくバイザーの内側にけっこう熱がこもってしまいがちだった。バイザーにベンチレーションがついていないわけではないのだけれど、小さい通気孔だけではあまり効果がなかった。

対してProtoneはバイザーはないので、いつも使っているサングラスを使うことになる。

triathlogue.jp

このサングラスをどれだけ推すんだっていうくらい推しているわけだが、久しぶりにバイクでバイザーなしのヘルメットで走ったら「こんなに涼しかったっけ?」ってくらい目の周りが涼しく感じた。バイザー付きのヘルメットは空力的にはとても優れているのだろうけど、この快適さにはやっぱり変えられない。

はやく実戦で使いたい!

今年は軒並み大会が中止になっていて、先日買ったシューズも今回のヘルメットもぜんぜん使えてないのが残念なところだ。これを書いてる時点ではアイアンマン70.3セントレア知多半島は10月18日開催に延期、

ironman703.jp

ということなので楽しみにしているのだが、はやく実戦で使って見たくてウズウズしている。

その前にちゃんと実走を重ねて脚を作らねば!