Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のへっぽこトライアスリートによる日々のトレーニングの記録とあれこれ

トライアスロンのスイムで使っているもの

海を泳ぐのとプールを泳ぐのではどう違う?

トライアスロンのレースでは、当然プールではなく海や湖、河などのいわゆる「オープンウォーター」を泳ぐことになる。普段のトレーニングではプールでの練習がメインになるので、普段からオープンウォーターに慣れ親しんでいる人はそんなに多くないのではないか。私が住む札幌圏内でいけるところには海水浴場やサーフィンが盛んなビーチはあるが、そこで泳いでいる人はあまりいそうにない。

プールとの大きな違いは以下のようなものだ

  • コースロープがない
  • 足がつかない
  • 底にラインがない
  • 海水だ
  • 水温が自然のまま

ひとつひとつみていこう。

コースロープがない

全体のコースを示すブイとそれを結ぶロープはあるが、個人個人が泳ぐスペースを区切るコースロープはない。そのため同時にスタートする参加者たちがひしめきあって泳ぐことになる。これはプールでは決して味わえない体験だ。

足がつかない

ビーチからスタートして入水する大会もあるが、フローティングスタートと言って水に浮いた状態からスタートする大会もある。いずれにしても泳ぎはじめたらプールと違って決して足のつかないところを泳ぐことになる。スイムが苦手な人からすると怖く聞こえるかもしれないが、ウェットスーツを着ていれば沈むことはない。

底にラインがない

プールには底にラインが描いてある。そして、プールで泳いでいるときにまっすぐ泳げるのは自分がまっすぐ泳いでいるからではなく、コースロープと底のラインがあるからだ。これをみながら無意識のうちに自然とコースロープやラインに沿って泳ぐよう調節しているのだ。

それを知らずにはじめてトライアスロンに出場して泳ぐと、気がつくとぜんぜん違う方角に向かって泳いでいることに気づくことになる。コースを示すブイがどこにあるかを確認しながら泳ぐのは慣れないとなかなか大変だ。

海水だ

湖や河のところもあるけれど、たいていの大会は海だ。海水は思っているより塩っぱい。そして会場によって味も違う。プールだと塩素入りの淡水を泳ぐが、海水は飲んでしまったときの「うわっ」って感情の強さが段違いだ。あくまで私の場合。

水温が自然のまま

プールだと温度管理がきちんとなされていて、水温も気温も比較的温かい。自然の中で泳ぐ場合はそうはいかない。前日に雨が降ったり気温が低かったりすると、サウナの水風呂くらいの水温の海で泳ぐことも珍しくない。必死で泳いでいるといつしか暖かくなってくるが、それまではけっこう辛い。

プールでは普段使わないものが必要だったりあるとよかったりする 

このように泳ぐ環境がぜんぜん違うので、普段プールでは使わないようなものが必要だし、かならずしも必要じゃないけどあったらいいよねってものがある。まずプールでは使わないけれど大会で着用を義務付けられることが多いのがこれ。

ウェットスーツ

着なくてもいい大会もあったりはするが、極めて稀なのでウェットスーツは必ず必要になる。スイム用のウェットスーツはダイビング用やサーフィン用のものとは違って、肩周りの生地が薄くなっていていたり、下半身が浮きやすく設計されていたり、下腕の水をキャッチするあたりに水の抵抗を増すような加工がされていたりと、水の中で泳ぐための機能が盛り込まれている。huubのやつとかウルトラマンっぽくてすごくカッコいい。

最初はわりと安めのものでもいいかもしれないが、私が最初に買った2万円台のウェットスーツは他の部分のサイズ感はよかったのだが、胸部の締め付けが強すぎて苦しかった。

トライアスロン二年目にして千歳市にあるトライアスロン専門ショップのスポーツスウェットさんで、

www.s-sweat.com

オーダーメイドのウェットスーツを作った。生地も柔らかくて体にぴったりフィットしてとても動きやすくて泳ぎやすい。安い買い物ではないが、スイムでパニックを起こしたり、体調不良になるケースも多いので、すこしでも快適に、そして安全に競技をすすめるためにはケチらないほうがいいポイントだと思う。

 

ゴーグル

プールで泳ぐのと違って、目標となるブイはどこにあるのか、周りにどれくらい人がいるのかなど、いろいろと視認しながら泳がなければならない。クロールで泳ぎながら頭を上げていられる一瞬の間にいろいろよく見えるように、ゴーグルの視界はできるだけ広いほうがいい。

また、大会当日は天気のいい日も悪い日もある。日差しの強いときはスモークじゃないと眩しいし、曇りの日はクリアレンズにしないと暗くてよく見えないこともあるので、その日の明るさや日差しの強さに応じて使い分けるといい。

こういった問題を解決するためにオープンウォーター用のスイムゴーグルが各メーカーからいろいろと出ている。私が好んで使っているのは Aqua Sphere の KAYENNE というシリーズだ。

f:id:jwatanabe:20200612155553j:plain

これは偏光スモークなので、日差しの強いときでも眩しくないし、余計なギラつきをなくしてくれるのでブイなどを見つけやすい。

f:id:jwatanabe:20200612155541j:plain

フィット感もなかなかいい。個人差はあると思うけど。

f:id:jwatanabe:20200612155547j:plain

このゴーグル、パッと見ではあまり視界が広そうには見えないが、レンズが顔の側面までのカーブに沿った形状なので、意外と水平方向の視野は広い。経験上、周囲を確認するのに上下方向の視界は別に広くなくてもいいんじゃないかと思っている。サイズもいくつかあるし、レンズの種類もたくさんあるのでおすすめです。

スイムキャップ

スイムキャップについてはシンプルだ。

いらない

ほんとにいらない。なぜなら、たいていの場合大会で支給されるからだ(されない大会ももちろんあるとは思うけど)。トライアスロンに参加しはじめてから、ジムで使うスイムキャップも大会でもらうものを使っている。というか、大会に出れば出るほど溜まっていくので買う必要はまったくない。

スイムはできるだけ快適に楽しめるようにしたい

スイムはトライアスロンのひとつめの種目で、ここでできるだけ無理をしたり必要以上にしんどい思いをして無駄な体力を消耗しないようにしないと、あとのバイクとランに影響してしまう。そうならないためにもスイムをできるだけ快適に楽にこなせるように、気安くて動きやすいウェットスーツ、周りが見渡しやすいゴーグルはぜひ用意してレースに臨んでいただければと思う。