スイム中もいろんなデータを記録したい!
スイムのデータが取れるデバイスはたくさんある
バイクやランだといろんなセンサーからのデータを取ってトレーニングやレースの反省材料にしたりしたりして役立ててる人は多いだろう。でもスイムでもいろいろデータを取れるデバイスはあるのだ。
たとえば、Garminからはスイムに特化したGPSウォッチが発売されている。
もっとわかりやすいところではApple Watchでもスイム中のデータ記録することができる。一本あたりどれくらいのペースで泳いでいるのかな、とか何ストロークしてるのかな、とかをあとから確認して改善点を見つけたりするのにとても便利だ。
しかし、しかしだ、そういったウェアラブルデバイスをプールでのスイムトレーニングに活用しようと思ったらいろいろと障壁があることがわかった。
GPSウォッチやウェアラブルデバイスが使えないプールはけっこう多い
以前ジムのプールで買ったばかりのGaminのGPSウォッチを付けて泳いでいたら、スタッフの方に声をかけられて「そういったもののご使用はできないんです…」って止められてしまった。それは知らなかった、外します外しますと素直に外してその後も泳いだんだけど、せっかくプールで泳ぐ時も使える機種を買ったのに、使えないのはとても残念だった。
その後ジムのルールが変わって使えるようになったので今では堂々と通っているジムのプールでも便利に使っている。出張したりすると違うジムや市民プールを利用することも多いので、チェックしてから行くようにしている。っていま出張できてないけど…。
「いま何本目?」ってタイムショックかよ!
クイズタイムショックのネタが若い層には通じないのは仕方ない。うん、仕方ない。それはさておき、泳ぐときって自分がいま何本目かってみんなどうやって管理してるんだろう。
25mのあいだにも色んな想いが頭の中を行き来して、ターンするときに「あれ、つぎが何本目なんだっけ」ってなることがすごく多くて、今日は一体1,000m泳いだのか1,050mだったのか、はたまた950mしか泳がなかったのか判然としないまま終わることがとても多い。
短期記憶ヤバいんじゃないかって気もするけど、愛用のGPSウォッチ、GarminForeathlete 920XTJ にはせっかく室内プールで泳ぐときのモードがあって、自動的にいま何本目かとか25mあたり何ストロークかとかのデータが記録できるので、せっかくならそれを使って常に何本目かを気にしながら泳がなくてもいいようにしたい!そしてデータも取りたい!
ちなみに、GPSウォッチについては別記事で書いているのでそちらもどうぞ。
大手ジムのルールを調べてみた
というわけで、全国展開している大手ジムのプールにおけるウェアラブルデバイスについてのルールを調べてみた。基本的には各社のWebサイトに記載のQ&Aなどに記載されているものを拾っているだけだが、記載のないところもあったりした。
掲載した以外のジムや、ローカルなジム、市民プールなどについてはそれぞれ問い合わせて調べてね。
セントラルスポーツさん
件名ウェアラブル端末(水中時計)は使用できますか
回答【2019年5月13日改定】
◎シリコン製カバーなど全体を覆うものを装着する事で、プールでのご利用は可能となりました。他のお客様のご迷惑とならないよう自己責任においてご利用頂きますようお願いします。
◎ラバー(ゴム)製でバンド状のものに関しては、シリコン製カバーを装着しなくてもご利用可能です。
例)シリコン製カバーを装着しなくても使用可能なもの
◆MOOV NOW
https://welcome.moov.cc/◆GARMIN ライフログバンド 活動量計 VIVOFIT3
https://www.garmin.co.jp/products/discontinued/vivofit-3-white/※金属部品(アルミ)が見えますが、ラバーで覆われているため使用可能
◆フィットビット(Fitbit) フィットネスリストバンド
https://www.fitbit.com/jp/charge3※ガラス(または、プラスティック)部品が有りますが、許容範囲とし使用可能
◎眼鏡の形状のものは、歩行・泳ぎともにご使用できません。
コナミスポーツさん
【大人/16歳以上】プールで時計を着用することは可能ですか。
いいえ。
安全のためプールでは時計・アクセサリー類は外してご利用いただいております。
ルネサンスさん
ウェアラブル端末のご利用は可能です。 「腕時計型」もしくは「リストバンド型」で、完全防水のものをご利用お願いいたします。 水中では他のお客様と接触しないように気を付けてご利用ください。
よくあるご質問|フィットネスクラブ・スポーツジムの【スポーツクラブ ルネサンス】
NASさん
NASさんはWebサイト上の情報ではなにも書いてなかったので、問い合わせメールを送ってみたところ、以下の返答が得られた。
ウェアラブル端末の使用についてですが
ガイドラインに基づきご利用が可能となります。
■ご使用の際は、本体に必ず保護バンドを装着してください。
※保護バンドは全体を覆うものでクッション性があるものとします。
■撮影・録音・通話・音を発する機能を持つものはご使用いただけません。
■プログラム内容・混雑状況・使用状況を考慮し、スタッフの判断で使用を一時的に
禁止させていただく場合がございます。
上記のような、制限の中でご使用はいただけます。
また、混雑状況は各店異なりますので
ご来館前にご確認いただければと思います。
これは全国にたくさんあるNASの、ある一店舗からの回答なので、他の店舗では対応が異なる可能性もあるかもしれない 。回答にある通り、訪問する店舗に直接問い合わせる必要がありそうだ。
ジムや店舗による、けどゆくゆくは使えるようになるんじゃないかな
というわけで、各社対応は様々だったが、セントラルスポーツさんが一番記載も細かくてわかりやすいので評価したいところ。札幌の市民プールなどについても調べたけど、いまのところ使えないところがほとんどだった。
自転車やマラソンでいろんなデバイスを使ってデータを取ることが一般的になりつつあるいま、今後は使えるジムが増えてゆくのかなあという気はしているけれど、まだまだ使えないところは多いのだなあと感じる。これからもっと使えるところが増えたらいいのにね。