Triathlogue - トライアスローグ

札幌在住のホビートライアスリートによる日々のトレーニングの記録とトライアスロンについてのあれこれを書くブログ

ITUの「COVID-19主催者予防ガイドライン簡易訳」が出てた件

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計測値

体重 72.0kg

体脂肪率 21.4%

自重トレ

スクワット 52 - 20 - 16 - 34(90秒インターバル)

プッシュアップ 32 - 22 - 18 - 14 - 10(120秒インターバル)

ITUの「COVID-19主催者予防ガイドライン簡易訳」が出てた

ITUが4月30日に出していた "World Triathlon approves the COVID-19 Prevention Guidelines for Event Organisers" という文書がある。先週YouTubeでこれの解説をしている動画を見て


ITU World Triathlon Covid-19 Prevention Guidelines: Our New Race Norms

とっても気になっていた。動画の中でイジってる内容も大事なんだけど、それ以外になに書いてあるのかなーってのも読みたかったんだけど、英語でけっこうなボリュームの文書だったので日本語訳を待っていた。

で、まだかな〜と思っていたら、今日簡易訳版がJTUのサイトで公表されていたのでざざっと読んでみた。

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf

で、まだななめ読みしかできてないけど、ちょっと気になったところをいくつか。

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=12

  • World Triathlon strongly recommends that all athletes, coaches, officials, LOC staff and all accredited clients groups participating in an event should fill in a Pre-Event Questionnaire upon arrival to the venue combined with the measurement of oxygen saturation levels, a temperature check on a daily basis (a saturation levels lower than 95% and a temperature above 38°C should be reported to the RMD/MD) and eventually a Pre-Event Health Check. The implementation of such procedures must be agreed by the local health authorities.

    ワールドトライアスロンでは、大会に参加するすべての選手、コーチ、オフィシャル、 LOC スタッフ、資格認定されたクライアントグループが、会場に到着した時点で、酸素 飽和度の測定、毎日の体温チェック(飽和度が95%以下で体温38°C以上の場合はRMD/MD に報告)、最終的な大会前健康チェック等の措置と合わせて、大会前質問票に記入する ことを強く推奨している。このような手順の実施については、現地の保健当局の合意が 必要である。

これ、体温はともかく酸素飽和度測る機器って個人で持ってる人すごく少ないと思うので選手登録時とかの手続きの流れの中で測るとかになるのかな。あと、遠征時の持ち物チェックリストに体温計も入れておかないといけなくなるのかもしれないね。ホテルで貸してもらえるかもしれないけど、会場近くのホテルでみんな借りたら確実に足りなくなるw

 

あと、これは大会前日のスケジュールがだいぶ変わるなあと思ったのが、

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=22

The LOC must look into ways of conducting the race briefings, bib provision and all admin electronically, so as to reduce pre-race social interaction.

競技前の社会的交流(ソーシャルインターラクション)を減らす為に、LOCは競技説明会、 ビブの配布及び全ての運営を電子化するように努める。

その先を読むと「アスリートブリーフィングへの参加は義務としない。」とあって、オンラインでの情報提供になるみたい。たしかにどの大会でも競技説明会はかなりの密だしね。でもあれで翌日の大会へのテンションを高めていたのも事実だから、オンラインの説明会は観るんだろうな。

あとこれ

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=23

  • Only competition-essential materials should be included inside the race package (e.g no promo materials) whilst reducing packaging as much as possible.

    レースパッケージには、競技に不可欠な物品のみを入れる(すなわち、販促品は除く)こと とし、できる限り梱包作業を減らす。

これって、大会のスポンサーどうするの? 販促品を配布する機会が失われるとしたら大会運営のための資金が集めづらくなるんじゃないかな。別な形でプロモーションの機会を提供するようになるのかもしれないけど、すぐに対応できるのかなあ。

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=27

  • »  The LOC must establish transition check-in times in specific time slots according to numerical order of the athletes’ last number.

    LOCは選手のレースナンバーを元にタイムスロットを決め、トランジションチェ ックイン時間を設定する。

てことはその時間通りにトランジションエリアに行かなきゃいけないわけね。最初の方に割り振られたらちょっとやだなあ。

そしてすごく影響が大きそうなのがこれ。

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=30

  • »  It is recommended that the organiser provides each athlete a minimum of 2m space in the transition and the distance between two rows of racks to be 5m or more apart.

    大会運営者は、トランジション内でそれぞれの選手に最低2mのスペースとバイク・ラッ クの2列の間を5m以上離して提供することが推奨される。

トランジションエリアってたしかにかなり狭かったんだけど、2mの間隔をあけてもらったら参加者としてはすごくゆとりができてありがたい。でも、大会会場のスペースが限られた中で、参加者数を減らさずにこの間隔を保ったトランジションエリアを実現できる大会がどれくらいあるんだろう。

あと、ランではこんな記述も。

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=31

The athletes are recommended to avoid running directly behind another athlete at a distance less than 4m. If the distance is less, it is recommended to be either at a 45-degree angle or alongside the other athlete and avoid facing each other.

選手は、4m未満の距離で他の選手の真後ろを走るようにしないことが推奨され る。もし距離がそれよりも少ない場合は、両者が45度の角度を取ること、又は、他 の選手の横で、互いに向き合わないようにすることが推奨される。

45度の角度を保って走るって、よっぽどの道幅がないと難しいよね。追い抜くときもすぐ横を、ってわけにはいかないから、ランコースが狭い大会はコースをだいぶ変更しないとね。

あとこれはマラソン大会などにも同じことが言えるのだけど、

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=31

  • An athlete should not be in position to touch anything else on the aid station serving table than that he/she has selected.

    選手が、選択したエイドステーションのテーブル上の提供物以外に触れることができない ようにしなければならない。

これってどうやって実現するんだろう。今までみたいに大きなバットの食品の山に手を突っ込んで取り上げて食べる、なんてことはもうできない。テーブルの上にある程度の間隔に食品を並べて、参加者がとっていったらそこを消毒してまたあらたな食品を並べる、とかやるのだろうか。ボランティアも最小限に限定することを推奨するって別なところで書いてあるんだけど、いろんな対策をしていったらかえって必要なボランティアの数は増えてしまいそうだ。

そしてそして、

https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/05/3f9bc11cc84daf1d96bc126d3b4b3cac.pdf#page=32

  • The finish tape should not be used in paratriathlon or AG events. In the Elite/U23 and Junior races, the tape must be disinfected between the races.

    フィニッシュテープは、パラトライアスロンまたはエイジ大会では使用すべきではな い。エリート/U23とジュニアレースにおいては、フィニッシュテープはレース間で消 毒しなければならない。

フィニッシュテープ無くなるのか…。あれをガッと掴んでゴールするのが快感だったのに…!

と、ざざっと読んだだけで気になったところだけピックアップしてみたが、大会の運営そのものが大きく変わる事になりそう。必要な人員は増えるのに、資金を調達するための手段が限定されてしまっていたりするので、経済面でどう大会を成立させるのかも大変だろうと思う。今回の新型コロナウイルスの流行を経て、参加者目線での変化はもういたし方ないものとして受け入れていくしかないと思うけど、運営が難しくなる大会が少なからず出てきそうだ。

いつも楽しいトライアスロンの機会を提供してくれる大会運営のみなさんにはとても感謝しているので、これからも少しでもそういう機会が減らないよう、参加者としてできることはなにかないのかなあと思う。

と、ぜんぜんトレーニングしなかったことをごまかすかのようにこれを書いてみた。